白雪姫リボン

完全無欠で永遠不滅の絶対的アイドル。「初恋は君色メモリー」でソロデビュー。独自のアイドル観を持っており、その意識は誰よりも高い。パフォーマンスやステージの在り方が理想に届かず、自身のアイドル活動に納得できないことが度々あり、これまでに活動休止を４回（未遂も含めると７回）している。"活動休止・オブ・ザ・イヤー" の受賞歴があるほど、自他共に認める活動休止の女王。

その意識の高さをファンに見せるような言動やエピソードから "承認欲求の権化" の異名で呼ばれることもあるが、本人はあくまでブレることのないアイドル道を歩んでいるため、彼女の姿勢を熱狂的に支持する者も少なくない。

そんな彼女の、長期に及んだ「真のアイドルとは何か？」を探し求める、狂気とも気まぐれとも呼べるストイックな旅路の果てにたどり着いた１つの答えが "圧倒的自己愛と圧倒的承認欲求の絶対的肯定" であった。"わがままでチヤホヤされたい私こそ最高に可愛い過ぎるじゃない" という清々しいまでの開き直りが、アイドルとしての彼女を新しいステージへと押し上げたのだった。

2021年春、まさかのリボン復活に熱烈なファンは沸いたが、いつまた活動休止するのか？ファンだけでなく、関係者からの不安の声も絶えない。彼女の底無しの承認欲求を満たすには相応の覚悟が必要だろう。なぜなら白雪姫リボンの世界と共に生きるということは、四六時中、毒リンゴという踏み絵を彼女に試されているのだから。