キャラクター相関図

骸 MUKURO

「生きることは、醜く穢れている。やつがれの音楽に共鳴する屍人を増やし、この世を美しき死の世界へと浄化するのだ」
そう語るのは、骸のリーダーでありヴィジュアル界のカリスマ、黄泉(Vo.)である。ちなみに、屍人とは骸のファンのことを指す。

骸のメンバーは出どころが怪しい者ばかりだ。呪われし禁忌の地から、黄泉が封印を解いて連れてきたという刹那(Ba.)、記憶を失っているが刹那に異常な執着を持ち、背中を追ってきたと嗤う那由他(Gt.)、そして般若の面を被った謎の忍者、羅刹(Dr.)という個性の強い面々で構成されている。

およそチームワークという概念が無いように見える彼らが奇跡的にバンドを組めているのは、黄泉が強固に持っている死の美学。その教祖的とも言えるカリスマ性によるものだろう。唯一、社交性を持っている羅刹が、骸のマネジメントを兼任している(が、その貢献むなしくメンバーには邪険にされがちである)。ちなみに彼は、アザゼルとサタンが昔組んでいたバンド「ザ・地獄ヘルズ」の初代ドラマーでもある。黄泉が引き抜いたという噂があるが、憶測の域を出ない。何やら彼らの過去には不穏な事情がありそうだ。

骸のライブは、常に心霊現象が起きるとまことしやかに囁かれている。これまでも、ポルターガイストや集団金縛りが起きたという報告がSNSを中心に散見されているが、真偽のほどは定かでは無い。興味をもったオカルト好きの君は、一度骸のライブを覗いてみると良いだろう。しかし驚いてはいけない。ライブでは奇妙な様相のファン──もとい「屍人」が、さながら教祖を崇める信者のように最前列を埋めているだろう。それも無理は無い。黄泉の寵愛の声にあてられてしまっては、何人もその死の魅力に抗えはしないのだから。

MEMBER

  • Vo.
    黄泉
    CV:野上翔
    歌:MAHONE
  • Ba.
    刹那
    CV:祐仙勇
  • Dr.
    羅刹
    CV:利根健太朗
  • Gt.
    那由他
    CV:ふじたまみ

DISCOGRAPHY

  • 式日ノカロル
  • 夜葬 -cure for pain-

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